その日仕事から帰ると、玄関に子猫が二匹ダンボール箱の中に捨てられていました。うちにはすでに2匹の猫がいてもうこれ以上飼うのは無理だと思っていましたので(当時はマンション住まいで、規則では猫を飼ってはいけない)、ひとまず部屋に戻り様子をうかがうことにしました。
ダンナと二人でベランダから見ていると、子猫は4階にいる私たちのところまで聞こえるほど大きな声で泣いています。あまりにすごい声で泣くので下に降りて行くと、一匹の子猫がダンボール箱から出て管理人室の前で怯えながら縮こまっています。どうやらもう一匹は誰かが引き取ったようで、姿が見えません。とりあえず一匹を部屋に連れて来てご飯と水を与え体を暖めてあげると、安心したのかそれともずっと泣き通しで疲れてしまったのか、しばらくすると眠ってしまいました。
早々に動物愛護協会等に連絡し里親探しをお願いしてはみたものの、うちの猫に囲まれてかわいい顔で寝ている姿を見ていると、なんだか手放すのがかわいそうで、結局その日からわが家の猫は3匹ということになってしまいました。